昭和60年(1985年)5月、当事務所は創業いたしました。当時は「ジャパンアズナンバーワン」とも言われた日本経済の絶頂期。
1990年代のバブル崩壊を経て、現在は「過去の延長線上に未来が描けない時代」「100年に一度の大変革期」ともいわれる厳しい経済環境にあります。
自ら考え、行動し、チャレンジすることがこれからの企業経営において求められます。
当事務所におきましても、若手世代を中心にデジタル化,AIの活用など新時代の感覚を取り入れた会計支援、税務支援に取り組んでいます。ただし時代や手法が変わっても、基本理念である「租税正義、正しい決算、正しい申告」の遵守が揺らぐことはありません。守るべき部分はしっかりと守り、変えるべき部分は柔軟に挑戦し、変化することで、お客様企業の永続的な発展を支援してまいります。
代表社員税理士 松本 正福
現代はVUCAの時代だ、と言われています。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字からなるこの言葉は、先行きが不透明で将来の予測が困難な状態を意味します。そのような時代において生き抜くためには、過去の延長線上に漫然と未来を描こうとするのではなく、あるべき未来を思い描き、その姿に近づこうとする努力が必要です。当事務所では、ともすれば申告のためだけに使われがちな会計帳簿を積極的に活用し、経営者の皆様と一緒に未来を描き、現在やるべきことを明確にし、それを実行する手助けをすることで、黒字経営の支援を行っています。当事務所が拠点を置く境港と神戸に共通するのは、港町であるということ。事務所の隔たりなく、港に立つ灯台のごとく、進むべき道を照らすことができるよう、スタッフ一同日々研鑽してまいります。
代表社員税理士 松本 考史